こんにちは、アヤト(@ayato691)です。
いきなりですが、こちらをご覧ください↓↓
これを見て、
「わかる〜!!」
って思った方、
あるいは逆に、
「コレくらいのこと気にしてどーすんの?」
って思った方。
今回は、両者ともに是非とも読んで欲しい本を紹介します。
それが、『言いかえ図鑑』
↑で紹介したような駄目な例と良い例がセットで、
実に141個も紹介されています。
最初に「わかる〜」となった、
既に気にされている方は、
より多くの気をつけた方がいいワードを知ることができますし、
気にしていない方は、
気にする方々からなんとなく嫌われていくのを避けることができます。
もはや全日本人に読んでもらいたいレベルです。
- 何故か嫌われてしまう言い回しを避ける方法
- 好かれる人になる言葉
- 人間関係の悩みを減らす方法
- 勘違いされにくい言葉
目次
言いかえ図鑑の要約
もうね、アヤトがごちゃごちゃ説明するよりも、中田のあっちゃんが紹介してるのを見たほうわかりやすい。
そんなわで動画をどうぞ!↓↓
特に最初の概要のところ。
「なぜ言葉が大事なのか?」ってのを説明されている部分がめちゃくちゃわかりやすいので是非聞いてみて下さい。
あっちゃんの芸能界での体験談も交えながらの説明。
めちゃくちゃわかりやすいですね。
ちなみにあっちゃんチョイスはこちら。
- 疲れてる?→久しぶり、元気だった?
- 私のこと覚えてますか?→あのときの中田です
- 私も同じだから、わかる〜→同じじゃないけど、わかる気がする
- 言ってくれればよかったのに→力になりたかった。連絡してね
- 自慢じゃないけど、→自慢してもいいですか?
- できればやりたいのですが→都合が悪いので出来ません
- 仕事は上手くいってるの?→最近どう?
- なぜそういうミスをしたの?→どうしたらミスを防げそう?
- その話、前にも聞きました→○○の話ですね。面白いですね
- 先日もお伝えしましたが、→説明がわかりづらくて失礼しました
- 若いのにしっかりしてるね→しっかりしてるね
※⑥からが後半の動画です。
個人的に印象に残ってるのが、「⑦仕事は上手くいってるの?→最近どう?」の話。
↓こちらで再生するとちょうど⑦から再生されます。
あっちゃんがブレイクして全盛期からちょいと停滞してしまった時に、先輩たちがそれをわかってて「仕事は上手くいってる?」と聞いてきてるのが辛かったって話。
こういう裏話的なのが聞けるのが面白いですよね。
「べきだよね」を禁止しよう
さて、ここからはアヤト・チョイス。
恋人関係・夫婦関係でも言っちゃいがちなので気をつけて下さい。
これ何がマズいかって、
「こうするべきだよね」
って言い方をすると、
「普通はこうだよね?キミは間違ってるよね?」
ってニュアンスになってしまうんですよ。
ここにひっそりと隠れているのが、
「僕の主張じゃないんだよ?」
ってニュアンスです。
世間一般を盾にして自分の主張をしてくる。
これってなんかめちゃくちゃイヤらしくないですか?
その「自分の手は汚したくないけど、相手に言うことを聞かせたい」
って感じが、めちゃくちゃに嫌われます。
それならいっそ「こうして下さい」って言ってこいよ!
って思われてしまうわけですね。
この《自分の手を汚したくないニュアンス》って他にも、
後輩を注意する時に、
「挨拶はした方がいいよ。オレは気にしないけど、厳しい先輩はめっちゃ気にするからね」
みたいなセリフ。
僕も言っちゃいがちなんですが、
- 自分の器を大きく見せたい
- 口うるさくして嫌われたくない
- 優しさをアピールしたい
- だけど、相手を従わせたい
そんなエゴが見え隠れしちゃってるんですよね。
自分のことばっかり考えてるのが腹立たしい!
と瞬時に判断する人は少ないでしょうが、
「なんか」ムカつかれちゃうんですよね。
「べき」にこだわりすぎると戦争になる
あとは「こうすべき!」みたいな言われ方をすると、相手も反発したくなってしまいます。
「本当なのか?」と思って、他の人の意見を調べたり、集めたりし始めます。
「パクチーは美味しいから食べるべき!人生半分損してる!」
みたいな話に似ていますね。
「パクチー好き」で収めておけばいいのに、
そんな言われ方をしてしまったら、反発するしか無くなります。
パクチー嫌いの人たちの意見を集めてより意固地になっていきます。
そして、パクチー大好き派と大嫌い派の戦争が巻き起こってしまうのです。
正直、パクチーなんてどうでもいいので大したことにはならないですが、
これが仕事やカップル間の話だったら遺恨が残りますね。
アヤトの元カノで「べきべき」言う子がいたんですが、
- 「キャベツはこう切るべき」
- 「鍋とか洗い物をしてからご飯を食べるべき」
みたいな言い方をしてくるんですよね。
あたかもこちらが非常識かのように言ってくるもんだから、
アヤトとしても「いやいやこうやってキャベツを切る人もいるよ」みたいにググって見せたりしていました。
で、その行為がまた反発を生んで、戦争となり、ピリピリとした空気がやってきてしまうのです。
褒め言葉のようで褒めてない言葉たち
「要領がいいね!」って褒められると、
「キミって実力はないけど」ってニュアンスをヒシヒシと感じます。
このように、一見褒め言葉みたいなんだけど、
全然褒めてない言葉ってありますよね。
例えば、
- 「後ろ姿が素敵ですね!」
- 「AKBにいそう」
- 「いい人そう」
みたいなセリフたち。
- 後ろだけ…ってことは前は?
- AKBって顔で売り出してないよね…
- いい人…他に言うことなんにもないんだろうな…
ってなっちゃいますよね。
↑これを見てピーンッと来た人もいるかと思います。
そう、これって人によるところ大きすぎないか?問題です。
相手のことがわからないこそ言い換えよう
背が高くてめちゃくちゃスタイルがいい女性がいて、
「背が高くて素敵ですね!」
と褒めても、
相手はコンプレックスに思っていて、全く嬉しくないかもしれません。
で、そんなことを考え始めたら何も発言できなくなっちゃいますよね。
自己評価が低い人はとにかくネガティブなので、
いい意味で捉えればいいのに、悪い方でかんぐっちゃうんですよね。
この『言い換え図鑑』が面白いのが、
経験豊富な産業カウンセラーの方が書かれているところなんですよ。
一般的な会社で、
- 悩みを抱える人
- 心を病んでしまった人
などのカウンセリングやコミュニケーションの指導をしてきた人だからこそ、書けたと思うんですよね。
ちょっとした言い回しで、相手に与える印象が大きく変わってくることを目の当たりにしてきた。
- 「上司にこういうことを言われた」
- 「この言い方はヒドくないか?」
- 「私がきらわれてるんでしょうか?」
たくさんの不満や悩みを聞き続けたからこその本書なんですよね。
正直、ONE PIECEのルフィみたいな人ばっかりだったら、こんなこと問題にならないんですよね
(※著作権の関係でAmazonリンクです)
「シシシシシ」と笑って終了です。
ですが、世の中そんなに強い人ばっかりじゃないんですよね。
だからこそ、言葉に気をつかって言い換えていく必要があります。
先程書いたように個人差がありすぎるので100%絶対に嫌われないってことはないですが、より誤解されないような言葉はあります。
是非とも本書を手にとって、普段使う言葉をいい言葉に変換していって下さい。
ちなみに『言い換え図鑑』では、
- 挨拶・社交辞令
- お願いごと・頼みごと
- 断り方
- 気遣い
- ほめ方
- 返事
- 自己主張
- 注意・叱り方
- 他人との距離
- 聞き方
- 謝罪の仕方
- SNS・メール
- マイナス意見
- 子育て
- ハラスメントになりやすいNGワード
の全15章で言い換え表現を紹介しています。
全141個。
すべてをいきなりマスターするのは難しいかと思いますが、特に自分が使っちゃってるな〜ってものから順に言い換えをしてみて下さい。
普段あまり言葉を気にしていなかった人なら
周りの反応がガラッと変わること間違いなしです。
言いかえ図鑑まとめ
せめてこの3つだけでも覚えて帰って下さい。
- 「べきをやめる」
- 「要領がいい」と褒めない
- 「○○は上手」に気をつける
言っちゃってたな〜って人は意識してみてくださいね。