こんにちは、アヤト(@ayato691)です。
早速ですが、こちらをご覧ください↓
Twitterやリアルでモテ男を観察していると、
自分をさり気なくアピールするのが上手いんですよね。
「オレは●●でスゴいんだぜ!!だから付き合ってくれや!」
みたいなことをあからさまに言っている人は、だいたいモテてないです。
なぜかというと、全然興味ない人にいきなり自慢されると心理的リアクタンスが発生してしまうからなんですよね。
自分の自由が奪われたと感じた時、それを回復しようとして生じる心理作用。
例えば、
「勉強しなさい」と言われれば言われるほど、やる気が無くなるやつです。
営業マンに「これいいよ!」と興味のないものをススメられても、聞く気になれないのと一緒です。
いきなり自慢されても聞く耳を閉ざしちゃうわけです。
では、どうしたらいいのか。
それが↑の図解です。
詳しく解説していきますね。
- 上手な自己アピールの仕方
- 相手を思い通りに動かす話し方
遅くなりましたが、今回はこちら『一瞬で印象を操る ズルい話し方 ~相手の脳にこびりつくコミュニケーション術』を解説していきます↓↓
目次
フックを準備して質問してもらおう
人間は自分が興味を持ったことなら聞く耳をもちます。
なので、興味をもたせるようなことを表現すれば良いわけですね。
それは、
- 名刺
- 服装
- 髪型
- アクセサリー
- あいさつ
などなど、いろいろあります。
これらを駆使して、相手に疑問をいだかせることで質問を引き出します。
で、その時に必要なのがギャップです。
例えば、ビジネスに熱心な若者がアップルウォッチをフル活用していて、
仕事にめちゃくちゃ便利に役立てていても、それって今となっては普通ですよね。
でもですよ。
アップルウォッチを首からぶら下げていたらどうでしょうか。
「え、なんで?」ってなりますよね。
手につけて便利なものであるアップルウォッチを、
なぜわざわざ首から下げているのか。
そのギャップに質問せずにいられなくなるわけです。
フックの作り方
キーワードは
「●●なのに、○○」
です。
「女教師なのに、あんなみだらなことを…!」
みたいな、我々男子がめちゃくちゃ得意なアレです。
こちらに関しては前半の●●の部分が重要で、
多くの人がそう思い込んでいる必要があります。
女教師のイメージって多くの人が「真面目」って思うじゃないですか。
こういう思い込みをバイアスって言うんですけど、
このバイアスを利用するのがいかに大事かまで説明してしまうと本の内容をすべて言ってしまうことになるので、
是非とも『ズルい話し方』を手にとってより良いフック作りにチャレンジしてみて下さい。
アヤトの事例
自分で言うのも恥ずかしいんですが、
アヤトは前のブログで「引きこもり出会い厨」というキャラで売り出していました。
実際に家から出るのがあまり好きではないので、
極力家から出ずに
- 女の子に家に来てもらう
- 出来る限り近場に来てもらう
- 電話で限界まで仲良くなる
などをしていたわけなんですが、
これも
「●●なのに、○○」
をうまく利用していますよね。
「引きこもりなのに出会い厨ってどういうことだ!?」
と、相手に疑問を抱かせることでその後の出会いの活動の話をスムーズに聞いてもらえていたわけです。
普通のネット出会い厨として活動していたら、他のライバルたちに埋もれていたかと思いますが、
フックを利用して、相手の心理的リアクタンスを取り除けていたわけです。
質問に答えることで会話を誘導しよう
で、もちろん、自分がアピールしたい内容につながるような内容にしないと意味がないです。
先程のアップルウォッチの若者ならば、
そのアップルウォッチを首に下げてる理由から、自分がいかに仕事ができるかの話に持っていくエピソードが必要になります。
- パソコンを打つ時に時計が邪魔
- でも緊急の連絡は見逃したくない
- ウチのような起業したてのベンチャーが…
みたいな流れでトーク展開すれば、嫌味なく起業しているアピールができるわけです。
マッチングアプリでも利用可
このテクニックはマッチングアプリでも利用できます。
写真や名前などを工夫して、つぶやき欄で気にならせてプロフィールを開いてもらう作戦です。
やはり一番効果的なのは写真を工夫することです。
パッと目がいく部分ですからね。
自分がアピールしたいことを直接は書かずにフックのある写真を準備しておく。
↑の「TOEIC満点です」アピールをしたいならば、海外で撮った写真をメイン写真に据えて、興味をもたせるのがいいかと思います。
『ズルい話し方』のテクニックではないんですが、
個人的に、キメッキメのドヤ顔で海外で撮られた写真を載せると反発してくる人もいますが、
満面の笑顔写真だったら、心理的反発を受けづらいです。
イメージしやすいのはルフィの手配書
(※権利の関係でAmazonリンクです)
この感じで背景をキレイな海とか名所とか、ちゃんと見れば海外だとわかる感じにしておくのがオススメです。
相手を思い通りに動かす会話テクニック
↑で紹介したテクニックで相手の心を開いたら、続いてやって欲しいのが《イメージ・マイニング》です。
一言で言えば、こちらがして欲しい行動を引き出すテクニックです。
ごちゃごちゃとスペック説明をされても、すぐに忘れ去られます。
例えば、
好きな子をデートに誘いたい場合に、
オムライス屋さんのスペックをつらつらと並べても、スグに忘れ去られます。
「○○産の●●鶏の卵を使っていて〜…」
とかそんなのを聞かされても、「へー」で終了ですよね。
それよりも
- ふわっふわの卵がなんとか
- ケチャップの香りが良い
- 舌触りがとろける
みたいな話をした方がイメージしやすいわけです。
(唐突な飯テロ)
うま〜くイメージさせることで、ふわっふわオムライスを食べたくて食べたくて仕方がない状態にしてからデートに誘えば、
OKしてもらえる可能性が段違いで高くなるわけです。
で、そのイメージを埋め込むときのコツとして、5つのテクニック+1があります。
- ファクト
- シミリ
- アナロジー
- ショートメタファー
- ロングメタファー
- ファイブセンスリアリズム
の6つ。
で、女性をデートに誘う上で効果的な上にやりやすいのが、
- シミリ
- ショートメタファー
- ファイブセンスリアリズム
です。
これだけでも覚えて帰って下さい。
シミリ(直喩)でより鮮明にイメージさせる
例えば、ふわっふわの卵を他のふわっふわのものに例えて表現してみましょう。
- 雲のようにふわっふわ
- 綿あめのようにふわっふわ
- 晴れた日に干した布団のようにふわっふわ
ふわふわ感を別のものに例えることで、よりオムライスの魅力を伝えることが出来ます。
スグには思いつけないと思うので、
- 「ふわふわ 例えば」
- 「ふわふわと言えば」
みたいにググるのがオススメです。
1から全て自分で考えようとするとめちゃくちゃ大変なので、どんどんググって丸パクリしていきましょう。
第三者に語らせれば、最強
自分ひとりの意見だと思われてしまうと、効果が薄れます。
なので、バンバンに第三者を登場させて語ってもらいましょう。
この場合で言えば、
「友達がそのオムライス食べたらしくて、実際にほっぺたが落ちちゃったんだって!」
ってな感じですね。
あるいは、
「芸能人の●●が食レポしててめちゃくちゃ美味しそうに食べてた!
普通、ああいうのって一口食べて終わりじゃん?
でも、その俳優さん、全部食べきっちゃって、「おかわり!」なんて言ってたからね」
みたいにブッ込んでいけば、食べたい感がより増していきますよね。
普通のトークをするときでも、第三者を登場させて信憑性をもたせるのはめちゃくちゃ重要なのでやってみて下さい。
ファイブセンスリアリズムで5感すべてを刺激する
- 視覚
- 聴覚
- 味覚
- 嗅覚
- 触覚
この5つを刺激できると、相手はリアルに想像してしまって、こちらの言うことを聞くしか無くなります。
これのオススメはテレビでとにかくたくさんの食レポを見ることだそうです。
彦摩呂さんの表現などを注意深く見聞きしていると、
「味の宝石箱や」みたいなフレーズだけでなく、その料理の味や美味しさをちゃんと伝えるための細かい描写が多いので是非ともチェックしてみて下さい。
ちなみになんですが、グルメな人になるとめちゃくちゃモテます。
渡部アニキなんて一番わかりやすい典型ですよね。
なので、いろんな店を知っておいて、それをファイブセンスリアリズムを使って上手く表現できるようになると、デートで断られることはほぼ無くなると思います。
ロングメタファーは使いこなせれば、悪魔的すぎる
最後にひとつ。
↑で紹介したロングメタファーを使いこなすことができれば、段違いで圧倒的に相手がこちらの思い通りに動いてくれるようになります。
イメージとしては、
子どもに夏休みの宿題をコツコツやらせたい時に、
直接「宿題やりなさい」と言うのではなくて、
『アリとキリギリス』の物語を語ることで、
「遊び呆けてると後で大変なことになるよ」と遠回しに伝えて自発的に宿題をやらせる
という手法です。
ロングメタファーはその人の無意識に訴えかけるものなので、スグにアクションを起こしてくれるわけではないです。
なので、目に見えてパッと行動が変わるわけではないため上手く言ったのかどうかがわかりづらい…。
しかも、どういうエピソードがその人に刺さるかがわからないので難易度がめちゃくちゃ高いです。
ただし、無意識に埋め込むのでハマれば効果バツグンです。
しかも、こちらが「●●しなさい」と直接言ってるわけではないので、相手が心理的な抵抗を起こすことも無いです。
こちらの意図が伝わらないので、嫌われること無く相手を思い通りに動かせるわけです。
悪魔的ですよね。
ただし、本書でもミルトン・エリクソンという『20世紀最大の天才心理療法家』が紹介されていますが、心理療法レベルの難易度なので一朝一夕でできることではないです。
「一見関係のないような物語を話して、より思い通りに動かしやすくする確率をちょいと高める」くらいに考えておくのがいいかと思います。
詳しくは本書を読んでみて下さい↓↓
まとめ
相手から反発を受けない自己アピールの仕方
- フックを用意しておく(ギャップを利用)
- 相手に質問してもらう
- 質問に答える形で会話を誘導する
思い通りに相手を動かす方法
ただのスペックを説明するのをやめる。
下記3つを優先的にマスターする。(やりやすい上に効果が高い)
- シミリ(例える)
- ショートメタファー(第三者の話)
- ファイブセンスリアリズム(食レポ)
さらに詳しく知りたい方、
紹介しきれなかった、
相手の信頼を勝ち取る『フェイクイット』について知りたい方
は是非本書を手にとってみて下さい。
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