こんにちは、アヤト(@ayato691)です。
今日紹介するのはこちら
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あの、ネットフリックスでドラマ化されて超話題になった全裸監督の人が書いた本です。
(※山田孝之は演じただけで山田孝之の本ではありません)
監督になる前、セールスマンをしていたそうで、その時に身に着けたトークテクニックである応酬話法についてみっちり書かれています。
この本が面白いのは、
まず最初に殺されそうになるシーンからはじまるところ。
多額の借金を抱えて返済に困り、ついに殺されそうになる…
それを応酬話法を使ってなんとか生き延びた…
という話からはじまります。
本書では、応酬話法の具体的なテクニックとして、
- 質問話法
- 関節否定話法
- 繰り返し話法
- 実例話法
- 聞き流し話法
が、紹介されていますが、この記事ではアヤトが一番重要だと思う質問話法についてみっちり解説していきます。
特に恋愛に上手く使う方法と絡めて話していくので、
- 好きな人がいて告白したい
- もっと仲良くなりたい
- マッチングアプリで恋人が欲しい
- 2回目のデートに繋がらない
- フラれた理由がわからない
って人は是非参考にしてみて下さい。
目次
質問をする意味とは…
営業マンがお客さんに質問をする意味は、
営業マンと同じレベルで商品について考えてもらうため
です。
当事者意識を芽生えさせないとホンッット言葉が響きません。
受け身の状態ではどうしようもない。
アヤトもよく恋愛相談に乗りますが、
その人が本当に悩んでいる悩みだったら相手も真剣にこちらのアドバイスを聞きますが、
一般的な質問…
例えば「追いLINEってダメなんですか?」みたいな内容は、
ただの雑談でしかないです。
その人が本当に追いLINEをしたくなって、
悩んで悩んでの質問なら、
こちらの話もしっかり聞きますが、
そうじゃなくて、
一般論として語っているうちは聞いているようで全く聞いていないです。
どれだけこちらが【追いLINEが駄目か】を説いても全く響きません。
後日、「返事来なかったんで追いLINEしちゃいました…」みたいなことさえあります。
なので、
セールストークや口説きトークをする上で、
当事者意識を芽生えさせるためにも質問をすることは重要です。
買う前提としての質問をすべし
では、どんな質問していくのが良いのか。
最初は雑談として普通の質問をしていけばいいですが、
- 商品を売る
- 告白を成功させる
という目的がある場合は、
すでに
- 商品を買った
- 告白を成功した
ものとして話していく必要があります。
本書では、
AV出演に悩む女性に対して、
多くの女性には「他人に知られたくない」という欲求があることを知っているので、
作品のパッケージの話題から
「髪にウィッグを付けて変身する方法、ホクロをつける方法がありますが、どちらにしますか?」
のように、聞くそうです。
ちゃんと悩みに寄り添って気遣いのある質問をすることで女性も信頼を寄せてくれるわけですが、
そもそもまだ了承してないのにパッケージの話をするってのがポイントですね。
恋愛でも一緒です。
すでに付き合っているテイで話を進めていく。
↑と同様で、どんな悩みを抱えているのかをまず理解する。(多くの場合は想像するしかないですが…)
例えば、「僕らと付き合って本当に楽しいのか?」と不安に思っている子には、楽しいことを想像させるように話していく。
「動物園に一緒に行ったら、何が見たい?」
みたいなイメージです。
それについてはこちらの図解も参考にしてみて下さい。
2回目のデートに繋がらない人は1回目のデートで僕らとの《良い将来を想像させられなかった》のが原因。2回目を意識したトークをしていきましょ。 pic.twitter.com/SCKZGyxBn1
— アヤト🐈 恋愛&コミュ力UP図解 (@ayato691) July 11, 2021
デートを一回一回切り離すよりも付き合うまでの連続的なものだと思って考えると良いかと思います。
- カフェデート
- 動物園デート
- ディナー→夜景デート→告白
それぞれごとに考えるのではなくて、
- カフェデート(動物園デートをOKしてもらうための布石)
- 動物園デート(夜景デートを〜)
- ディナー→夜景デート→告白
みたいに流れがあるイメージです。
そうすれば意味のない会話や余計なことを言って減点される確率を減らすことが出来ます。
ちょいと話しが脱線しましたが、
付き合ってる前提としての質問・会話を心がけて下さい。
脳は現実と想像を区別できないという特性を持っているので、
付き合ってる前提で話を進めていくと、
もう付き合ってるものだと勘違いしてくれます。
こういった脳科学を利用した恋愛攻略に関してはこちらの記事を参考にしてみてください。
本音を引き出す
- なぜ買わないか
- 告白を受け入れないか
などをしっかり言語化して、理解している人って案外少ないです。
特に恋愛だと、
- なんとなくイヤかな〜
- フィーリングかな〜
みたいなふわっとした感じで捉えている人が多い。
なので、相手から色んな話を引き出すことで
相手がどこに不満点を感じているのかを探ることが出来ます。
アヤトの経験でも、ぜんぜん違うところに違和感を感じている子がいます。
口説いて口説いて、
やっとこさ付き合えるかな〜と思って告白しても、断られる…
一旦撤退して理由を深く聞いていると、
お母さんとの関係が上手くいってなかったってことがありました。
これ関係ない人から聞いてると、
- 「そんなんどーでもいいじゃん…」
- 「それと付き合うのは別じゃない?」
って思うかもしれませんが、
その子にとっては(というか、多くの人にとっては)家族の問題は非常に重要です。
そして、この項目の最初に書いたとおり、
自分自身でそこが心理的な障壁になっているのを気付いていないので、
話を根気よく聞いて、引き出すしかないです。
「告白して断られてスグ撤退」ってのももったいないですし、
そもそも話をしっかり聞いてから、告白する方が何倍も成功率は高くなるのでしっかり質問して話を聞くようにして下さい。
共感を得ることが出来る質問をする
特に対女性に使えるテクニックとして、
「女性がこの人は私のことを知ってくれている」と共感を得ることができる質問をする
と紹介されています。
これをするには、とにかく上手に褒めることが重要。
紹介されている褒め言葉が、
- 「お肌がとてもきれいですね、お手入れには相当お金をかけているのでしょう?」
- 「男にとって、長い髪の女性は憧れです。どのようなお手入れをされていますか?」
- 「目力がすごいですね、吸い込まれそうで掃除機みたい、と言われませんか?」
- 「指がきれいですね、『指タレ』の仕事に誘われたことがありませんか?」
- 「抜群のプロポーションですね、男たちが寄ってきておちおち道も歩けないでしょう?」
- 「声が何ともセクシーですね、『ただ目を閉じてジッとして朝まで聴いていたい』と言われたことがありませんか?」
- 「笑顔が素敵ですね、優しいお人柄が表われていて、その笑顔に皆溺れてしまうでしょう?」
これなんですが、結果よりプロセス…
- お肌がキレイ→お手入れに相当お金を〜
- 長い髪の女性は憧れ→どのようにお手入れを〜
と、聞いていってますよね。
これが非常に重要です。
男の人は
- 「テストで100点とったぜ」
- 「甲子園に行ったぜ!」
みたいに結果を語りたがりますが、女性はそれよりもプロセスへの共感を求めています。
なので、↑の例のように普段の生活での苦労や努力に関して共感を示すと、
相手は「この人は私のことを知ってくれている」と思ってもらいやすく、色んな話を引き出せるようになります。
これは悪用厳禁レベルでめちゃくちゃ使えるテクニックなので是非とも使ってみて下さい。
まとめ
- 質問をすることで相手の本音を引き出し、告白やセールスを成功しやすくさせられる。
- 望む未来がかなった前提として質問していくべし。
- 共感を得るためにプロセスを褒めるべし。
その他にも、
- 関節否定話法(最初に肯定してからソフトに否定していく)
- 繰り返し話法(相手の言葉を繰り返して、悪感情を緩和する)
- 実例話法(具体例を示すことで、説得力・親近感・安心感が増す)
- 聞き流し話法(論争を避け、自分のペースに持ち込む)
がみっちり書かれているので是非とも本書を手にとってみて下さい。
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もうね、出てくるエピソードが全部面白い…
- ヤクザに殺されそうになった話
- AVの裏話
- ハワイで警察になだれ込まれた話
- 離婚した話
あげだしたら切りがないくらい大量のエピソードが満載なので、
シンプルにエッセイとしても楽しめるかと思います。
話題としても男女ともにウケる事間違いないので是非読んでみて下さい。
読んで面白いと思ったら是非アヤトにも連絡してくださいね。
ぜひ語り合いましょう。